人間の心は生きものです。自分の気持ちは自分がいちばん良く知っている……と思っていたのに、それがふっと分からなくなることがあります。たとえばここに、A、B、C、と三つ選択肢のある問題があって、返事は何日までに伝えると相手には約束してあります。落ち着いて考えた末に答えは C と決めて、迷いはないはずだった。
ところがなぜか、急にその前日などになって気持ちのぐらついてしまうことがあります。 こんなとき、気安く相談できる誰かがいつも身の回りにいる、という方は大変珍しいはずです。ふつうはパニックを何とか抑えつつ一人で悩むのではないでしょうか。しかもこれは単に、自分が知らないことを、知っていそうな誰かに聞いてみる……というのとは訳が違います。
見失ってしまった、あるいは今にも見失いそうな自分のことを相談できる相手は限られます。 電話占いが有り難いのはこういうときです。電話の向こうの占い師はもちろん見ず知らずの人間ですが、実はそうであればこそ悩みがダイレクトに伝わる可能性が高い。また、もともと占いの本質には、あることを「知りたい」「相談したい」「打ち明けたい」と思ったその瞬間に問いを立てることが正しい、という考え方があります。
電話占いなら、その問いにふさわしい答えが与えられるでしょう。「あした誰かに聞いてみよう」とか「そのうち気分も変わるだろう」とやり過ごすのではなく、切実な気持ちを感じているその瞬間に行動を起こすことが、正しい答えを導きます。つまりはあなたの「相談したい」という気持ちの切実さが、電話占いの占い師の口を通じて本当の答えを引き寄せるのです。