「片思いの状態から抜け出せない」「告白したが、振られてしまった」「何とか付き合えたが、どうも旨くいかない」「突然、連絡が来なくなった」という時は、食事もノドを通らず、その事ばかり考えてしまいます。いわゆる、恋愛がつらい状態です。これは、恋愛をしていくうえでは避けて通ることができません。では、こういう時はどのように考えるべきでしょうか。
こういう時は、目先の事しか見えていませんから、それが人生のすべてであるかのように錯覚してしまっています。現実が正しく見えなくなっているわけです。ですから、まずはそれを自覚する必要があります。確かに、振られたりするのはつらい事ですが、それは人生においては非常に些細な出来事です。
また、別の観点からは、そのような経験ができたのは幸せともいえます。世の中には、全く出会いがないなど、恋愛したくてもできない人がたくさんいます。そういう人と比べたら、たとえ旨くいかなかったとしても、そういう経験をできたこと自体が貴重なのです。人間はつらい経験を経て成長することが多いですから、むしろ成長するために必要だったと考えることもできます。
好きだった相手と結ばれなかったからといって、人生が終わるわけではありません。世界は広いですから、もっとよい出会いの機会はたくさんあります。そして、そういう出会いは自分から探さないと見付かりません。ですから、つらい思いをするのは当然と考えましょう。